J:COM BS 260ch 全番組無料放送

  1. TOP
  2. 放送番組審議会

放送番組審議会 Council

第6回 BS松竹東急放送番組審議会 議事概要

  • 1 開催日

    2024年10月17日(木) 10:30~11:45

  • 2 開催場所

    東劇ビル内会議室

  • 3 委員の出席

    委員総数  8名

    出席委員数 6名:

    • 大江 志伸 委員長 江戸川大学名誉教授メディア・コミュニケーション学部
    • 読売新聞社社友(元・論説委員)
    • 三輪 記子(副委員長)弁護士
    • 朝原 雄三 映画監督 ・奥 律哉 電通総研名誉フェロー
    • 砂川 浩慶 立教大学 社会学部 学部長 メディア社会学科 教授
    • 関口 裕子 元(株)キネマ旬報編集長、ライター

    (欠席)

    • 中村 梅玉       歌舞伎俳優
    • マーティ・キーナート 仙台89ers相談役、仙台大学上級顧問アドバイザー 東北大学総長顧問
  • 4 放送事業者側出席者

    10名:

    • 橋本 元 代表取締役社長
    • 笹島 光晴 取締役
    • 稲田 浩之 取締役
    • 伊藤 恒延 執行役員 業務企画局長
    • 秋山 広和 執行役員 スポーツ制作局長
    • 斎藤 寛之 編成制作局長
    • 湯沢 華子 放送番組審議会事務局長/業務企画局業務企画部副部長
    • 吉岡 悠理 放送番組審議会事務局/業務企画局業務企画部
    • 松下 峰之 放送番組審議会事務局/業務企画局業務企画部
  • 5 議事概要

    (1)開会挨拶

    (2)報告事項
    斎藤編成制作局長から以下について報告した。

    • 2024年4月~2024年9月の放送番組の種別及び種別ごとの放送時間について
    • 2024年10月クールの基本編成及び番組紹介

    (3)番組審議
    対象番組:「A Table~ノスタルジックな休日~」#12,#13
    (2024年9月18 日、9月25日放送分)

    各委員からのコメント概要は以下のとおり。

    • 休日に見るような作品で、とても良かった。食と散歩、モノに対するケアを表現しつつ、堅苦しくない雰囲気であった。洋画「ジュリー&ジュリア」のような、昔と現代の暮らしを比較しつつ食を表現する映像がとてもよかった。
    • 限られた予算、スケジュールの中で映像・音声ともによく頑張っていたと感じた。BS松竹東急のアイコンとして今後もドラマを作り続けてほしい。
    • 特段意味のない内容が多い一方で、こういった世界観を好きだという人々がいるということもわかる。「こういう番組があってもいいな」とは思うが、役者も自然体な姿すぎて演出も感じられず面白みがなかった。
    • 元々作り込んだものよりあっさりした作品が好みで、予定調和ではないアドリブものも好きなので、主人公の自宅インテリア、散歩風景、食事風景などすべてが良かった。ドキュメンタリーとドラマの間のような作品でバランスがとれていた。
    • とても良い作品であるにもかかわらず、放送されていることを知らない人が多いのでは。再放送含め、今後の活躍、展開が期待される。
    • 非常に品の良いドラマで安心して見ていられた。レシピや料理の押しつけもなく、あっさりと終わるので平日23時台のドラマとしてはとても良い。編成的な視点において、金曜の夜でも良かったのではと思う。視聴者が翌土曜に散歩やレシピのマネができると思った。
    • 12話で味噌汁をとても美味しく飲んでいたのにも関わらず、味噌汁のレシピだけ出てこなかった所が気になった。
    • かじりついて見るドラマではないと感じた。 音声だけで見たところ、会話に毒がなくつまらなかった。会話中に毒があるか、あるいはもっとどうでもいい会話の方がよかった。ドキュメンタリー感がある作品において、視聴者は他人の私生活の覗き見することに後ろめたさを感じる点が面白いのだが、この作品ではそれがなかった。
    • 視聴者層について、局の想定より下(10代後半~20代前半)の層にはまるのではないか。10年後こんな生活がしたいと思わせるような作品だった。
    • 作品タイトルの通り、ノスタルジックを感じさせる作品であった。自分が昔住んでいたエリアが散歩で登場すると、より懐かしさと興味がわき、再度訪れたいと思った。HPに掲載されているロケマップを見て実際に行く人も多いのではないか。
    • 東京だけではなく、他の地域の食材、レシピでも成立する作品だと思うので、ぜひ続けてほしい。

    (その他全体の意見)

    • 全体編成に関して、映画のラインナップを大学生や若い世代にも知ってもらうために、若い世代のナビゲーターによる作品紹介をするなど、SNSを絡めた施策をすることで新しい視聴層を取り込めるのではないか。